本当に人を育てようと思ったら、時間がかかるもんだ

2013-11-05

「人づくり・学び舎」代表 ライフキャリア・カウンセラーの浦井啓子です。

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先日、ある素敵な経営者の方とお会いする機会がありました。

いろんなお話をお伺いさせていただいたのですが、その中でも

社員さんへの教育についての社長の考え方がとても印象的でした。

 

「社員さんを一人前にしようと思ったら、10年かかるもんだ。」

 

2,3年もあれば一人前になれると思うから、

できないことがあったとき「まだこの程度か、、」と残念に思ってしまうが、

実際には、人が一人前になるためにそんなに早くできるわけがないと思う。

 

実は、、、

私自身の日頃の活動は、

企業さんの人材育成や、大学での授業を担当することが多いのですが、

「人を育てる」ということに対して、

自分自身が、最近はいろいろと思うところがあって

思い切ってある質問をぶつけてみたのです。

「仕事には、向き・不向きがあると思いますか?」

得意・不得意は、自分自身も身に覚えがあるところですが(苦笑)

私自身の個人的な考えでは、

仕事をしていくうえで、

本人が「自覚」と「責任」をもち、

しっかりと教育を受ける環境があったなら

誰もが、自分の能力を発揮して、仕事に当たることができるのではないか

と思うのです。

理想論と言われることかもしれませんが、私はそう信じているのです。

 

人はみな、

「できるようになりたい」と自己成長する欲求があり、

「人の役に立ちたい」と願い、仕事をしていると思っています。

本人の努力は不可欠ですが、

周りのサポートが適切であれば、

植物が、しっかりと地に根を張り、すくすくと芽を伸ばすことができるように、

どんな人もあるべき姿に伸びていけるのだと思います。

私は、どんな時も

そんな「人の可能性」を信じる人でありたいと思っています 。

 

社長のお話を聴きながら、そんな想いと決意を新たにしました。

人づくり・学び舎は

どんな時も「可能性」を諦めません。

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