活動報告 カテゴリーの投稿

「聴く」ために必要なこと

2013-12-31

「人づくり・学び舎」代表のライフ・キャリアカウンセラーの浦井啓子です。

 

私の仕事は、人の話を「聴く」ことです。

 

相手が経営者の方でも、社員さんでも、

大人でも、子どもでも

やっていることは基本的に同じです。

相手の心の中にある「想い」を
そっと、受け止めること。

 

お話してくださる方は
日々何を考え、行動しているかをお聴きしながら、
その中にはどんな想い隠れているのかについて
受け止めていきます。

私自身は、もともと「聴く」ことが得意だったわけではありません。

心理学を学び、カウンセリングの手法を学び、
後天的に身に付けたテクニックによって「聴く」ことができるようになりました。

自分さえできるようになったのだから、誰だって
知識を得て、練習すればできるようになると思っていました。

しかし先日、ある方に
「練習さえすれば誰でもができるようになるわけでもない。
なぜなら、聴く側の根底に自己肯定感がない人が、
相手の言葉や気持ちをそのまま受け止めることは、
とても難しいのだと。」と言われました

テクニックだけでは難しい。
確かにおっしゃる通りだと思います。

しかし、誰もがカウンセラーになる必要はありません。

「目の前の相手の方をそのまま受け止めよう」

と思う気持ちだけは、意識さえすれば、
もつことができるようになるのではないか。

そして、その想いは必ずや相手にも伝わるのだと信じています。

キャリアカウンセリングとは

2013-12-31

キャリアカウンセリングとは?

「もっと仕事を楽しみたい」
「自分に何が向いているのかわからない」
・・・個人が自分自身の人生を考えるときに、
仕事を切り離して考えることはできません。

キャリアカウンセリングとは、その個人にとって
望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。

 

人生で遭遇する様々な経験を積極的に受け止め、
その人にとってより幸せな人生を描く成長の糧とするための支援です。

不安に陥る、問題にぶち当たることは
確かに誰にとっても心地よい経験ではありません。

しかし、そのようなつらい経験から生き抜く上での大切な教訓を学び、
教訓から得たものを多くの人に伝えたり、何らかの形にしていくなど、
その経験をライフワークにつなげる人もいます。

この人にとってはつらい経験がその後のキャリアの糧になったと
言えるのではないでしょうか。

言い換えれば、様々な経験が成長を促す機会となりえるのです。

キャリアカウンセリングでは、
問題や不安を相談者が成長するときの材料、
すなわちキャリア形成の糧と捉えます。

キャリアカウンセラーは、キャリアカウンセリングにおいて
相談者の問題や悩みを傾聴し、自問自答を促します。
相談者は問題や悩みの経験から自分なりの意味を見つけ出し、
経験から学びます。

 

キャリアのことで悩んでいませんか

2013-12-31

みなさんは実現したい夢や、イキイキと輝きたい、もっと成長したい、
というような思いを持っていませんか?

キャリアとは
「自分自身が歩いてきた道のりとこれからの進みたい方向性や夢」を指します。
自分らしい選択や生き方、働き方ができるよう、
仕事を行う上でのお悩みのご相談もお受けしております。
キャリアカウンセリングとは・・・

自分ひとりで思っているだけでは、夢やイメージしていることを実現したり、
心のモヤモヤを晴らしたり、漠然と悩んでいる事を解決するのは難しいかもしれません。

思いを誰かに語り、聴いてもらうことで、自分の中でそれらを整理でき、
より具体的になり、自分の進みたい方向へ、また問題解決の方向へ、
行動を起こすことができるようになります。

日常の経験の中から、自分の好きなこと(興味)、得意なこと(能力)、
大切にしていること(価値観)や、こだわりや考え方の癖などを見つけ、
学びや気づきを得ることによって、
経験を自分らしく生きていくためのエネルギーに変えることができます。


ご予約はこちらから

ご相談内容について

仕事・職場の悩みについて

・仕事をこなしているだけで、モチベーションが上がらない・・・
・職場の上司(部下・同僚)とうまくいかない。
・仕事が辛くて、会社を休みたくなってしまう・・・
・仕事と家事を両立するにはどうしたら良いか?
・上司から評価をされていない気がして辛い。
・この仕事を続けても将来が見えてこない。

転職、求職活動について

・今までの仕事でアピール出来る実績が無いけど、転職できるかな・・・
・面接で緊張せずに自分をしっかりアピールしたい。
・昔からの自分の夢のために独立したい・・・でも、生活していけるか不安。

カウンセリングを受けたい

「何をするか」よりも「どうあるか」

2013-12-31

人づくり・学び舎代表 ライフキャリアカウンセラーの浦井啓子です。

 

先日、転職についてのご相談をいただきました。

現在の仕事の不満から、転職をお考えとのことでした。

 

いろんなお話をお伺いし、適職診断等をさせていただいたりしながら

転職して得られるもの、失うもの

このまま在職して得られるもの、失うもの

について考えていただきました。

結果、どのような判断をされるのかは、まだ分かりません。

キャリアカウンセラーとして、

ご本人様にとって、真に望ましい人生になることを心から願っています。

 

 

キャリアカウンセリングとは、

自分自身がしっかりとみつめたうえで
自分が心から納得のいく結論をだすこと

なのだと思っています。

「何をするかよりも、どうあるか」

どこで何をしようとも、何を残したとしても

自分自身の「心」や「気持ち」とかけ離れていたままでは

満足した人生とはなりえません。

真に自律した人は、常に「どうあるか」にフォーカスしています。

キャリアコンサルタントとは

2013-11-28

キャリアコンサルタントは、
個人の興味、能力、価値観、その他の特性をもとに

個人にとって望ましいキャリアの選択・開発を支援する
キャリア形成の専門家です。


自分はどんな仕事に向いているのか、
今の職場で自分の実力は評価されていないのではないか…、
このような仕事に関わる相談を受け、適性・適職の発見など、
課題・悩みの解決へと導きます。

キャリアコンサルタントの仕事は、就職支援、適職発見にとどまりません。
仕事に関する悩みは、その人の価値観・人生観と深く関わっています。
キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを通して、
相談者が自分自身と向き合い、自身の価値観・人生観を再発見し、
自己理解を深める方向へ導くという役割を担っています。

相談者自身が自らの価値を見出し、
「やればできる」という自己効力感を持って
仕事に臨むまでの支援を行なうのが
キャリアコンサルタントの仕事の本質です。

個人と社会の間に立ち、仕事を中心とした人生を
人が活き活きと過ごせるようお手伝いします。

本気のスイッチ♪瞳が輝く瞬間

2013-11-08

「人づくり・学び舎」代表 ライフキャリア・カウンセラーの浦井啓子です。

 

ある企業さんで、人材育成の一環として

社員の方を対象に月に1~2回の個人面談を実施しています。

対象の社員さんは全部で9名。

  • 自分自身を成長させたい
  • 会社に貢献したい
  • 現状を変えたい

今置かれている現状も、今後取り組んでいく課題も
おひとりおひとり、さまざまです。

いろんな想いを伺いながら、ご本人と会社とがwin-winなカタチがどこにあるか

一緒に考えていきます。

 

  • やらなきゃいけないと頭では分かっているのに、行動できない
  • 些細なことで躓いてしまっていること、ちょっとした気がかりなこと

そんな「頭の中になんとなくある、もやもやとしたこと」を、話してもらいます。

そうすることで

現状を整理整頓することができます。そこから客観的に見えてくるものがあります。

あとは、具体的な行動に移すために障害になっているものを

探して少しずつ取り除いていきます。

小さな行動が生まれたら、そこにフォーカスして行動を強化してもらえるよう

更に働きかけます。

 

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私は、職場の同僚ではないし、上司でもありません。
もちろん
家族でもありません。

 

それでも

誰かが見ていてくれている、と思うだけで

人は頑張れるのかもしれません。

 

個人面談を何度かしていて分かったことがあります。

 

こちらが本気で相手を信じて関わりをもつと

まず、相手の方の目が変わります。目がきらっと輝く瞬間に出会います。

そして、言葉が変わってきます。次に行動が変わります。

そして、内面の変化が外見の変化に表われてきます。

 

 

人づくり・学び舎は、どんな時も「人の可能性」を諦めません。

成長したい、変わりたいと思う人 を全力で応援します。

本当に人を育てようと思ったら、時間がかかるもんだ

2013-11-05

「人づくり・学び舎」代表 ライフキャリア・カウンセラーの浦井啓子です。

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先日、ある素敵な経営者の方とお会いする機会がありました。

いろんなお話をお伺いさせていただいたのですが、その中でも

社員さんへの教育についての社長の考え方がとても印象的でした。

 

「社員さんを一人前にしようと思ったら、10年かかるもんだ。」

 

2,3年もあれば一人前になれると思うから、

できないことがあったとき「まだこの程度か、、」と残念に思ってしまうが、

実際には、人が一人前になるためにそんなに早くできるわけがないと思う。

 

実は、、、

私自身の日頃の活動は、

企業さんの人材育成や、大学での授業を担当することが多いのですが、

「人を育てる」ということに対して、

自分自身が、最近はいろいろと思うところがあって

思い切ってある質問をぶつけてみたのです。

「仕事には、向き・不向きがあると思いますか?」

得意・不得意は、自分自身も身に覚えがあるところですが(苦笑)

私自身の個人的な考えでは、

仕事をしていくうえで、

本人が「自覚」と「責任」をもち、

しっかりと教育を受ける環境があったなら

誰もが、自分の能力を発揮して、仕事に当たることができるのではないか

と思うのです。

理想論と言われることかもしれませんが、私はそう信じているのです。

 

人はみな、

「できるようになりたい」と自己成長する欲求があり、

「人の役に立ちたい」と願い、仕事をしていると思っています。

本人の努力は不可欠ですが、

周りのサポートが適切であれば、

植物が、しっかりと地に根を張り、すくすくと芽を伸ばすことができるように、

どんな人もあるべき姿に伸びていけるのだと思います。

私は、どんな時も

そんな「人の可能性」を信じる人でありたいと思っています 。

 

社長のお話を聴きながら、そんな想いと決意を新たにしました。

人づくり・学び舎は

どんな時も「可能性」を諦めません。

「教える」から「育む」へ

2013-10-25

「人づくり・学び舎」代表 ライフキャリア・カウンセラーの浦井啓子です。

 

どんなことでもそうだと思いますが、

人が何かを習得するためには、実は様々なステップが必要だと思います。

Ⅰ 知らない → 知る
Ⅱ 知っている → 理解する(腑に落ちる状態)
Ⅲ 理解する → 練習してみる
Ⅳ くりかえす → まぐれで成功する
Ⅴ さらに練習 →できる

ざっと考えてみただけでも、これくらいのステップがあるのではないでしょうか?

もちろん、トライする内容によりⅠ~Ⅴのステップの質と量は変化すると思います。

しかも、自分一人でⅠ~Ⅴまで無事にたどり着くためには、それなりの意思と熱意が必要です。

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子どもから大人まで、様々な場面で「教育」というものが行われていると思いますが、

なかなか、このⅠ~Ⅴのステップを満たしてくれる場というのは少ないように感じています。

 

人づくり・学び舎では、

真の「できる!」をつくるお手伝いをしています。

一方的にただ「教える」のではなく

相手の成長の速度の合わせて、

相手がどのステップにいるのかを確認しながら

励ましが必要な人

叱咤激励が必要な人

具体的な方法が必要な人

承認が必要な人

相手に必要な手助けや助言を行います。

 

「教える」  →  「育む」へ

それが、「人づくり・学び舎」流の人材育成です。

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